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営業活動の目的は、一言でいうと 「自社の製品やサービスを通じて、顧客の課題を解決し、継続的に利益を生み出すこと」 です。 もう少し分解すると、一般的・通常の営業活動の目的は以下のように整理できます。 ■1.売上・利益の確保 最も直接的な目的。製品やサービスを販売し、企業の収益につなげる。 ■2.顧客の課題解決・価値提供 単に商品を売るのではなく、顧客のニーズや課題を理解し、それに最適な解決策を提案する。 ■3.顧客との信頼関係構築 一度きりの取引ではなく、長期的に取引を続けてもらえるよう、信頼関係を築く。 ■4.市場シェア拡大・ブランド認知向上 営業活動は販売だけでなく、自社ブランドを知ってもらい、市場での地位を高める役割も担う。 ■5.顧客情報・市場情報の収集 営業現場で得られる顧客の声や競合情報を社内にフィードバックし、商品開発やマーケティング戦略に活かす。 ■6.リピート・紹介の獲得 一度の販売で終わらせず、継続的な契約や顧客からの紹介につなげる。 つまり、営業活動の本質は 「顧客に価値を届けることで、企業の成長を持続させること」 です。 このすべてが会員間の取引で可能なため、一般的な営業活動は不要です。 「一般的」と言うのは、唯一、活動が必要なのは、推薦等で会員を増やし、分母を増やすことです。
ハーベストループは 「顧客から得た価値や学びを、再投資して次の成果につなげるループ型の営業・経営サイクル」 として使われる概念です。 一般的に実践している企業の営業活動は、次のような特徴を持ちます。 下記の全ても、会員間の取引で可能です。 もし、下記の数値化が必要なら、弊社のKPI調査バンクをご利用ください。 こちらの「KPI・KGIの詳細」もご覧ください。 ●ハーベストループ型 営業活動の実例 ■1. 顧客との接点強化(Input) 営業担当者が商談だけでなく利用シーンまで深く観察 → 顧客が製品・サービスをどう使っているかをフィードバックとして収集。 顧客インタビューやアンケートを標準化 → 「契約して終わり」ではなく、利用後の声を必ず吸い上げる仕組み。 ■2. 顧客価値の分析(Harvest) 導入後の成果を数値化してレポート化 → 例:製造業なら「不良率〇%改善」、ITなら「工数△時間削減」。 カスタマーサクセス部門と営業が情報を共有 → 次回提案や別顧客への事例活用につなげる。 ■3. 成果の再利用(Loop) 成功事例を営業資料・セミナーに展開 → 「同じ課題を持つ見込み客」に刺さる形で再利用。 クロスセル・アップセル提案 → 既存顧客に「次の課題解決」を提案する。 ■4. 組織的な学習(Growth) フィードバックを営業研修・商品開発に反映 → 営業現場で得た顧客知見を商品改善や新規サービスに繋げる。 PDCAではなく、顧客を起点にした「ループ」型改善 → 営業戦術が毎年進化し続ける。
● 実際の企業例(代表的なパターン) ■キーエンス → 顧客の工場に何度も訪問して「改善事例」を吸い上げ、それを次の提案・営業トークに反映。顧客ごとの成功事例を横展開して、また別の顧客へ。 ■SaaS企業(Sansan、freee など) → カスタマーサクセス部門と営業が一体で動き、顧客利用データを分析 → 成功事例化 → ウェビナーや営業資料に展開 → 新規契約へ。 ■製薬・医療機器メーカー → 学会・研究データ・導入実績を「エビデンス」として活用し、営業資料に組み込み → 医師への提案に再活用。 まとめると、ハーベストループを実践する営業は 「顧客から収穫した成果(Harvest)」を、営業・マーケティング・開発のループに回す活動 が特徴です。
●ハーベストループ型の営業活動(業種別) ■製造業 顧客の工場や現場を訪問して、導入後の効果を直接確認する 「不良率が下がった」「生産効率が上がった」などの成果を数値でまとめる その成果を営業資料にして、同業他社に横展開する 顧客の要望や改善点を開発部門に伝えて、次の商品改善につなげる ■サービス業 利用後アンケートや口コミを集める 「満足度○%」「リピート率○%」などの実績を可視化して営業に活用する 成功体験をストーリー化して新しい顧客への提案に使う 顧客の声を基に、メニューやサービスを改良する ■IT(SaaSなど) ソフトやシステムの利用データ(どの機能を使っているか、どこで離脱しているか)を収集する 「処理時間を○時間削減」「売上が○%増加」など成果を数値で示す 成功事例を記事やセミナーにして営業活動に再利用する 「この機能を追加するとさらに効果が出ます」とアップセル・クロスセルを行う 顧客の声を開発部門に共有して、機能改善につなげる
▼製造業 → 成果を数値化して横展開 ▼サービス業 → 顧客体験と満足度を活用 ▼IT(SaaS) → 利用データと成功事例を資産化 |
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